グッドネイバーズ・ジャンボリーでは会場の音楽を、鹿児島や東京から参加するゲストDJが一日中満たします。日が暮れて最後のアーティストのパフォーマンスが終わった後はフェスティバルは終わります。
でも!今年はそれだけじゃありません。森の学校でのプログラムは今日の楽しかった記憶とともに終わりますが、まだまだ踊り足りない!という人のために、熱気をそのままに会場を鹿児島市内のラウンジに移してアフターパーティを企画しました。今年のグッドネイバーズ・ジャンボリーに合わせて来鹿するDJがそのままなだれ込み鹿児島の夜を盛り上げます。もちろん日中都合がつかなくて残念ながら川辺のジャンボリーには参加出来なかった!という人の参加もオーケー。
DJはジャンボリーにも参加する松浦俊夫と川辺ヒロシという豪華キャスティング。ジャンボリー主宰の坂口修一郎も会場から駆けつける予定!朝まで(元気があれば)盛り上がりましょう!
松浦俊夫
1990年にUnited Future Organization (U.F.O.)を結成。
日本に於けるクラブカルチャー創世記の礎を築く。
12年間で5枚のフルアルバムを全世界32ケ国で発売、高い評価を得た。
2002年の独立後も精力的に世界中のクラブやフェスティバルでDJを続ける。
またJames Brown,Earth Wind&FireからAstor Piazzolla,Gotan Projectまで
幅広いジャンルのアーティストのリミックスを手掛ける傍ら、ファッション
ブランド等のコンピレイションやブティックの音楽の監修も行っている。
その世界を舞台に培われた感性とネットワークを駆使し、イベントのプロ
デュース、コンサルティングやGilles Peterson,Tomatoなどアーティストの
エージェント業務等、その活動は多方面から注目を集めている。
現在、年末に発表予定のバンド・プロジェクトのアルバム制作中。
http://www.toshiomatsuura.com
川辺ヒロシ
ソウルセット・サウンドの屋台骨を支えるトラックメイカーであり、そのバックグラウンドに不可欠なクラブDJとしての長いキャリアの中で数多くの伝説的なパーティーのフロアを沸かせてきた。
その最初の集大成とも言えるミックステープシリーズ[RISE](全3作/SKYLARKIN)ではサンバ、カリプソ、サルサなど無国籍なビートとジャズ、レアグルーヴ、そしてニューウェーヴからヒップホップまでが同居するオールジャンルミックスの到達点を極め、高い評価を得るが、川辺はそこに留まることなく、さらなるスタイルの変化を遂げ、新たなミックステープ[SURRRRROUND](全2作/SKYLARKIN)ではエレクトロ、ハウス~ニューウェーヴまでもダブワイズな手法でコントロールしたスリリングな選曲を披露し、圧倒的な存在感で各方面に衝撃を与えた。
そのスタイルの変化に並行して生まれたかのように、2003年にはDJ KENT (FORCE OF NATURE)、笹沼位吉(SLY MONGOOSE)と共に完全フロア対応の”GALARUDE”なる緩やかなユニットの活動を開始、2004年に第1弾12インチをリリース、8月にはSLY MONGOOSEのミニアルバム[DACASCOS](LOCARNO RECORDS)にもリミックスで参加している。
他にも川辺のクラブでの交流から生まれたユニットは先輩、後輩、同年代と世代を超えて結成され、それぞれ作品に結実している。藤原ヒロシとの”HIROSHI Ⅱ HIROSHI”(1993年)、クボタタケシとの”SONS OF NICE YOUNG”(1996年)、そして究めつけはソウルセット同様、90年代を席巻した電気グルーヴのメンバーであり、世界に誇るテクノDJとして知られる石野卓球とのユニット”InK”の結成だ。一見リンクしていなかったように映る、2人の異能なDJが同世代ならではの音楽遍歴を確認・触発し合いながら到達した新境地は、実に自然な形で多様なテイストを盛り込んだ快作1stアルバム『C-46』(2006年)を産み、続く2007年8月には2ndアルバム『InK Punk Phunk』(Ki/oon)と順調に発表、絶賛を集める。各地の夏フェスやクラブイベントでのライヴも精力的にこなしており、今後の活動にも期待が高まる。
またソロとしても、石野卓球主宰レーベルPlatikのサブ・レーベルKoplatikoより初のオフィシャルMIX CD[DADADA]を2007年にリリース。ハウス、テクノのフィールドでも川辺ヒロシのセンスそのままのミックスが展開されており、その熟練されたスキルに一層磨きがかかっていることが再確認出来る。
代表的なリミックス・ワークは勝手にしやがれ、ROSSO、ハルカリ、UA、フィッシュマンズ、藤原ヒロシ、TEI TOWA etc. そのどれもが必聴である。