GOOD NEIGHBORS JAMBOREE 2017

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【6/11開催】グッドネイバーズ・ミーティング 「ホーリー・マウンテンズ・ツアー 鹿児島」

タイトル:グッドネイバーズ・ミーティング 「ホーリー・マウンテンズ・ツアー」
日時:2017年6月11日(日)18:00pmより(2時間程度)開場は17:30pmとなります。
参加費:1,500円+ワンドリンクのご注文をお願いします。(オフィシャルブックレット付き)
定員:40名
話し手:坂本大三郎/山内悠/吉田智彦(ホーリー・マウンテンズ展参加作家)・豊嶋秀樹(ホーリー・マウンテンズ展キュレーター)
プレゼンター:坂口修一郎(GOOD NEIGHBORS JAMBOREE主宰)
会場:コーヒーイノベート 〒892-0816 鹿児島市山下町 12-12 #101号
予約とお問い合わせ:電話 099-210-7237 メール coffeeinnovate@po2.synapse.ne.jp
*Facebookイベントへの「参加」ボタンではなく、メールでご予約ください。

<内容>
2014年のGOOD NEIGHBORS JAMBOREEにも参加した豊嶋秀樹がキュレーションし、2016年にモエレ沼公園(札幌)で開催された展覧会、「ホーリー・マウンテンズ 内なる聖山へ続く三本の足跡」の中で上映された映像(約30分)を中心に、スライドを交え、企画者が展覧会で伝えたかったことについて語るトークショー形式のツアーイベントです。

各地に残るモノガタリを求めて旅を続ける山伏の坂本大三郎。自らの宿命とも言うべき内的な衝動に突き動かされ、山からはじまる自然世界を写し続ける山内悠。一万日登山を目指し26年間毎日山に登った東浦奈良男、そして東浦に肉薄し取材を続けた吉田智彦。
彼らは、「山」に人智を超えた何かを感じたのでしょうか。
彼らの内なる聖山へと続くそれぞれの足跡に導かれ、知り得なかった豊穣な世界への扉を開いてみましょう。

<参加作家、出演者の情報は下記のリンク先をご覧ください。>
モエレ沼公園での「ホーリー・マウンテンズ」展告知ページ:http://moerenumapark.jp/holymountains/
モエレ沼公園での関連企画「三つの世界」展告知ページ:http://moerenumapark.jp/holy_dance/

<展覧会関連記事>
colocal 掲載記事: http://colocal.jp/topics/art-design-architecture/local-art-report/20160811_78759.html

<参加作家プロフィール>
|坂本大三郎 SAKAMOTO Daizaburo
1975年千葉県生まれ。芸術や芸能の発生や民間信仰、生活技術に関心を持ち東北を拠点に山伏として活動している。春には山菜を採り、夏には山に籠り、秋には各地の祭りをたずね、冬は雪に埋もれて暮らす。著書に 『山伏と僕』(リトルモア、2012)、『山伏ノート』(技術評論社、2013)がある。2016年は「みちのおく芸術祭 山形ビエンナーレ2016」、「瀬戸内国際芸術祭2016<秋期>」に参加予定。

|山内 悠 YAMAUCHI Yu
1977年兵庫県生まれ、長野県在住。独学で写真をはじめ、スタジ オアシスタントを経て、作品制作を続ける。計600日を富士山七合目の「大陽館」にて過ごす。滞在中に撮り続けた作品をまとめた写真集『夜明け』(赤々舎)を2010年に発表し、国内外で個展を開催。2014年、「大陽館」の主に焦点をあてた山小屋での日々を著した書籍『雲の上に住む人』(静山社)が刊行される。近年は、長野県を拠点にしながら屋久島、モンゴル等での撮影を続けている。http://www.yuyamauchi.com/

|東浦奈良男/吉田智彦  HIGASHIURA Narao/ YOSHIDA Tomohiko
東浦奈良男 1925 年大阪府生まれ。第二次世界大戦中に三重県度会郡小俣町(現伊勢市)へ移住。乗鞍岳で登山の魅力を知り、地元の山と富士山や日本アルプスなど全国の山を登 り歩く。1984年に定年退職後、翌日から連続登山を開始する。登る山を富士山と地元の山にしぼって、目標を一万日とした。2011年6月、体調を崩し、 連続登山はストップ。その後、容体は回復せず、同年12月に86歳で逝去。記録は9738日だった。連続以前の登山も合わせて、富士山へ368回登頂して いる。
吉田智彦 1969年東京都生まれ。20代半ばにニュージーランド、カナダ、アラスカなどを巡り、自然と人 間のあり方を考えるようになり、ノンフィクションや写真、絵を発表しはじめる。スペインのサンティアゴ、チベットのカイラス山など世界の巡礼路を歩き、全熊野古道、四国遍路を踏破。2012年に上梓した著書『信念 東浦奈良男 一万日連続登山への挑戦』(山と渓谷社)では、東浦に随行し山を登る姿、生活の様子を追い、東浦が亡くなるまで取材を続けた。その他著書多数。
http://tomohikoyoshida.net/

<キュレーター・プロフィール>
1971 年大阪生まれ。1998年graf設立に携わる。2009年よりgm projectsのメンバーとして活動。作品制作、展覧会企画、空間構成、ワークショップなど幅広いアプローチで活動している。これまでの主な仕事に、 「押忍!手芸部と豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』」(2011、金沢21世紀美術館)でのコラボレーション、「三沢厚彦 ANIMALS」(2011-2015)、「あいちトリエンナーレ」(2010、愛知県美術館)、「新次元・マンガ表現の現在」(2010、水戸芸術館、 茨城/韓国/ベトナム/フィリピン/国際交流基金)での空間構成、「KITA!!: Japanese Artists meet Indonesia」(2008、インドネシア/国際交流基金)でのキュレーションなどがある。また、奈良美智とのコラボレーション、YNGの中心的人物で あり「奈良美智+graf A to Z」(2006、青森)をはじめとして世界各地で開催されたプロジェクトに参加。2015年には編著書『岩木遠足 人と生活をめぐる26人のストーリー』(青幻舎)を刊行した。http://www.gmprojects.jp/

<協力> モエレ沼公園(公益財団法人札幌市公園緑化協会)