GOOD NEIGHBORS JAMBOREE 2017

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GOOD NEIGHBORS COLLEGE特別授業#3「GROW YOUR OWN〜 自分で食べるものを自分で育てる」

ユニークなラーメン店『リラク』の創業メンバーのひとりだった宮原悠成さんが、
現在、進めている『soilsqaure』という活動が目指すものは何なのか。
 
自分で食べる分の野菜を自分で育てることが、かつて人々の日常であったように、
今日の社会においても当たり前の日常とするために、さらには未来へと続く日常にするために、
彼が考えていることを語ってもらいます。
 
対話の相手を務めるのは岡本仁。
 
『リラク』でラーメンを食べてそのユニークさに驚き、たくさんの人に広く紹介するべく、
2013年8月号の『HUGE』のためのインタビューをして以来、宮原さんの活動を注目してきました。
 
宮原さんの考えがどのように発展していまに繋がっているかについて強い関心を抱いている人々のひとりとして、
さまざまな視点から質問をぶつけて、宮原さんのヴィジョンを解き明かしていきます。
 
 
宮原悠成(veggie-gardener/soilsquare 主宰)
1987年、鹿児島生まれ。大学卒業後、自家栽培野菜を使ったラーメン店を開業。本当に美味しい、楽しい『食』とは何か? という答えを探す日々の中で、直接的に食材づくりに関わることこそ、その答えに近づくことができると確信する。しかし、実際は身近な食材である野菜さえも、自分でつくるとなると一般の人にはハードルが高く身近ではないことを知り、今年1月より、これまでの菜園や野菜づくりが持つネガティブなイメージや固定観念を覆し、『Grow Your Own』 すなわち野菜づくりをより身近にすべく、ベジベッドという手段を用いた菜園を提案する [soilsqaure] を主宰。
 
岡本 仁(ランドスケーププロダクツ/BAGN/編集者)
1954年、北海道生まれ。出版社にて『ブルータス』『リラックス』『クウネル』など雑誌編集に携わった後、ランドスケーププロダクツに入社。「BE A GOOD NEIGHBOR」というコミュニティ形成に必要なものを考える部門を担当している。著書に『今日の買い物』『ぼくの鹿児島案内』『果てしのない本の話』『ぼくの東京地図』など。雑誌『暮しの手帖』『& Premium』にエッセイを連載中。